クリニックからのお知らせ

■★手足のしびれや歩行困難★ ?
骨化は数年〜10年ほどかけてゆっくり進む。神経は圧迫されるが、環境変化に
順応しようとするため、しばらくは症状が出てこない。痺れが出るのは50代以上が多く、
症状を訴えてから1〜2年で歩けなくなるまでに進行する人も多雨後かさうい。病気が判明したら
激しい動きなどはしないで静かに過ごすのが基本だ。転倒したり尻もちをついたりした際
骨化した靭帯によって脊髄が傷つき、症状が一気に悪化することもあるからだ。
発症を予防する手立てや進行を遅らせる薬などは今のところない。このため治療は骨化した
靭帯を手術で削り、神経の通り道を広げる。神経は回復しにくいため症状が軽いうちに
手術をするのが望ましい。進行した後では手術の効果も限られ、つえをつかなくても
歩ける程度まで回復されるものの、しびれが残る例が多いという。手術する場合でも、
無理のない範囲で体を動かすことが大切だ。ほとんど動かさずにいると、足の筋肉などが
衰え、リハビリに時間がかかる。トレーニング法は、日常生活で転倒しやすくなる
ロコモティブシンドロームを予防するための「ロコトレ」などが参考になる。
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