クリニックからのお知らせ

■(B)咳ぜん息の特徴は長引く空咳
咳ぜん息は、長く続く空咳を特徴とする疾患で、
咳が一ヵ月以上続きます。風邪をひいた後に発症するケースが多く、
「風邪は治ったのに、咳だけちっとも治まらない」という場合には、痰ぜん息の
可能性があります。
咳ぜん息は、ぜん息と同じく、気道に炎症が起こり、狭くなって、ちょっとした刺激
(冷たい空気を吸ったなど)に敏感に反応して咳が出ます。
また、夜中から明け方にかけて激しい咳が出るという場合が多いです。
ただし、ぜん息のようなぜん鳴(呼吸のたびに)「ヒューヒュー」、「ゼーゼー」という
苦しい音を発する)や呼吸困難はなく、多くの場合、痰もあまり出ません。

咳の発作は、主に次のようなときに起こります。

*ダニなどを含むホコリ(ハウスダスト)を吸いこんだとき
*寒暖の差が激しい時
*雨天や台風が近づいてきたとき
*タバコの煙を吸ったとき
*運動したとき
*飲酒したとき
*ストレスが多いとき

などです。

また、気道の炎症はアレルギー反応によって引き起こされることが多いため、
アレルギーのある人は発症しやすいとされています。毎年決まった季節に悪くなりやすい
のが特徴です。
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