クリニックからのお知らせ

■★頻尿、膀胱がんや腎臓病も要因に★
排尿の回数は、個人差が大きく、水を飲む量や食事内容、気象条件などに
よっても異なってくる。排尿のために夜間に目が覚めるケースも出てくる。
一般的に、排尿回数が多すぎると自分で感じている状態を頻尿という。
個人差はあるものの、トイレに1日8回以上行く場合を頻尿とすることが
多い。女性に多い膀胱(ぼうこう)炎では、頻尿と残尿感、排尿時の痛み
などが現れる。この場合、適切な抗菌薬を服用すれば比較的に治る。
日ごろから水分を十分に摂取し、トイレを我慢しないなどに注意したい。
腹を冷やさないことも大切だ。一方、高齢者では夜間の頻尿が問題となる。
夜中に目覚めるため、睡眠が妨げられたり、転倒する危険が生じたりする。
男性では前立腺肥大症、女性では婦人科疾患などが疑われる。膀胱がんが
原因になることもある。泌尿器科や婦人科の専門医を受診するとよい。
なお、心臓病腎臓病、糖尿病などが頻尿の背後にるケースもある。
これらは内科専門医に相談し、適切な治療をうけることが必要だ。
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