クリニックからのお知らせ

■★抗インフルエンザ薬の正しい服用法は★
インフルエンザの治療薬の代名詞ともいえるタミフル。日本は世界最大の消費国だ。
だがタミフルが効きにくくなった耐性ウイルスが国内でも増える傾向ある。
セ氏38度以上の高熱や頭痛、関節痛に筋肉痛と一週間ほどつらい症状に見舞われる
インフルエンザ、毎日流行する季節性ウイルスは主に3種類ある。A型がH1N1型と
H3N2型(A香港型)、それにB型だ。タミフルはどの型にも処方される。
タミフルは体内に進入したウイルスの増殖を抑える作用がある。症状が現れてから
48時間以内に服用することが推奨され、迅速検査と組み合わせて日本では服用する。
今のところ科学的にはっきりしている効果は4〜5日」の発熱期間を1日ほど短縮する
ことだけだ。欧米ではもともと健康だった人に対し、自宅で療養して体調の回復を待つ
ように勧めるのが一般的という。タミフルに頼るとしても懸念材料がある。耐性ウイルス
の出現だ。耐性ウイルスの割合は全国で4%程度で、最近は増加傾向にあるという。
耐性ウイルスがいつ、どこで急増するのかは分からない。タミフルを多くつかうと
耐性ウイルスが生まれるリスクが高まることもある。適切な使用が必用だ。
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