クリニックからのお知らせ

■糖尿病の食事療法2
【POINT】1日3食同じくらいに分けて、適量を!

●1日3食
まとめ食いは、1度にたくさんのインスリンが必要になり
肝臓に負担をかけます。

●野菜は毎食
生なら両手に1杯程度。火を通したものなら片手に1杯。食物繊維が食後、血糖値が急激に上がるのを抑えてくれます。

●副食(魚・肉・卵・豆腐など)は1食1皿
ご飯より、おかずを食べすぎている人が多いもの。副食は、1食1皿にして、種類を毎食変えてください。

●主食は適量に
ご飯だけが血糖を上げるわけではありません。
主食を減らしすぎると、おかずを食べすぎたり、間食が増えるのでご注意を。

●油を使った料理は1日2品まで
油は非常に高カロリー。油料理の数を抑えて、とりすぎを防ぎます。

●牛乳・果物は決められた量を
カロリーは決して低くありません。とり方は、3食に分けて使っても、間食にしてもかまいません。

●嗜好品はルールを決める
アルコールや菓子で食事療法を乱す人が少なくありません。毎日取らず、とる場合の量も決めます。
「菓子は月2回」「ビールは350ml1缶まで」など。

*さらに細かい食事療法が必要な方へ
さらに細かく食事の管理を行うには「糖尿病食事療法のための食品交換表第6版」
(日本糖尿病学会編/日本糖尿病協会・文光堂発行)を。
80kcalに相当する食品の量が示されていて、食事のエネルギー(カロリー)が計算できます。
詳しい使い方は、管理栄養士にご相談ください。

●1日に必要なエネルギーの計算法
標準体重(身長m2×22)×25〜30Kcal

Topページに戻る