クリニックからのお知らせ

■★サプリメント★ ?
体に必要な栄養素は毎日の食事で補うのが基本だが、それで足りない分は
サプリを利用するという方法もある。まず注意点。過剰摂取にならないように
すること。とくに妊婦には、摂取してはいけないとされるものもある。
サプリの中には医薬品の効果を強めたり、弱めたりするのもあるため薬を
飲んでいる人は、とる前に医師に相談する。まず基本のサプリとしているのが
マルチビタミン・ミネラルだ。必要な複数ビタミンとミネラルが入っているもので、
最も利用されているという。外食が多い、甘いものやお酒が好き、ダイエット中の
人などは栄養バランスが乱れがち。まずはこれで必要な栄養素を補いたい。
ビタミンA、C、Eは、体内の活性酸素の働きを抑える作用を持つ抗酸化ビタミンの
代表。どれか一つをとるよりも、一緒にとった方がよいとされる。脂溶性ビタミンEやA
(βカロテン)は脂質でできた細胞膜などで働き、水溶性のCは水のある細胞質や体液中
で働く。抗酸化作用を発揮する。ストレスが多い、喫煙している、ハードな運動を
するといった人ほどとるとよい。ビタミンB群はエネルギーを生み出すのに関わる酵素の
働きを助ける。糖や脂肪をエネルギーに変える際にはB1やB2などが、たんぱく質の
代謝にはB6B12などが働く。白米や甘いものなど糖質を多くとっているのにB群が
少ないと、生み出されるエネルギーが低下する。なお、エネルギーを生み出すのには
鉄も欠かせないという。B2が不足すると口内炎や肌荒れも起こりやすくなる。さらに、
B6、B12,葉酸が足りないと血液中にホモシステインというアミノ酸が増えて、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がるとされる。ビタミンDは骨の強化、風邪や動脈硬化、
糖尿病、乳がん、認知症、うつの予防などの働きが報告されている。
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