クリニックからのお知らせ

■★ペットからの感染★
犬や猫などのペットを飼っている家は多い。今や家族の一員とみなされ、
しぐさや泣き声などによる癒し効果が期待される。だがペットにも病気がある。
犬のフィラリア症や猫の白血病など、原虫やウイルスが原因で起こる病気がある。
これらは基本的に人に感染しないが、ペットが命を落としかねない。予防接種を
受けておくのが望ましい。問題はペットから人に感染する病気だ。オウム病は
鳥の排泄物に含まれるクラミジアという細菌から感染し、重症の肺炎を起こす
ことがある。オウム病というが、インコ、ハトなどからもうつる。猫ひっかき病は、
猫にひっかかれたりかまれたりした際にリケッチアという細菌が感染する。
リンパ節炎や肺炎などを起こす場合がある。犬にかまれて発症する狂犬病は、
国内では犬への予防接種が義務付けられているが、海外で感染する可能性がある。
これらの感染症は適切な治療を受ければ治るが、診断が遅れると重症になる恐れも
あるので注意したい。人もペットも健康で注意したい。人もペットも健康で
長生きが一番だ。十分気をつけてほしい。

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