クリニックからのお知らせ

■★風邪のときの体調管理★
学校や会社など集団で生活を送ることが多い人にとっては、いくら予防に注意を
重ねていたとしても感染症を避けられないケースが多々あるだろう。あらかじめ予防接種
を受けていたとしても、流行の型が別なものであれば、発症してしまうかもしれない。
自分ではっきりと体調不良を訴えてこないこともある幼い子どもや高齢者に対しては、
まわりが機嫌、顔色、食欲などについて、いつもと変わった様子がないか気を配る。
おかしいと感じたなら、すぐに体温計を当てるなど早めに対応していくことがその後の
体調を左右する。発熱、せき、鼻水、鼻づまり、のどのはれ、関節痛、時に下痢や嘔吐
などのかぜ症候群が始まったら、2、3日は無理をしないで治療と休養に時間を割くよう
にする。十分な睡眠時間の確保とこまめな寝具類の交換、水分の多い食事を取ることが
対策の基本となる。食欲が低下しているときは好みのジュース類、できればビタミンCや
カリウムの摂取が期待できる果汁の含有量が多いものを勧めたい。普段は余分な脂肪分を
カットしたいと心がけている人でも、この時ばかりは乳脂肪や乳固形分がしっかりとある
アイスクリームが栄養補給のためのよい食品となる。大人でも子どもでも、口当たりの
良い冷たさと甘い味には安心感を覚えるだろう。体を温めてくれる1人用の小鍋料理は、
あまり手間をかけずにつくることができるメニューだ。さっぱりとした味わいが食欲を誘う。
薬剤の中には、腸内細菌を減らすものもある。水分補給とともに乳酸菌飲料やヨーグルトなど
はっ酵乳の量を増やすことも必要だろう。
Topページに戻る