クリニックからのお知らせ

■★物忘れに潜むもの★ ?
もの忘れの原因には、うつ病や甲状腺の病気、栄養不足など、認知症以外にも
いろいろある。原因別の対策と、予防するための日常ケアを紹介する。
最近、もの忘れが多くなったと心配している人も多いだろう。40、50代で
受診する人もいる。ただ、この年代なら認知症以外の原因であることがほとんど。
後で「ああ、そうだった」と思い出せるなら、認知症の心配はない。では本当の
原因は何か。一番多いのは、疲れやストレス、睡眠不足などから一時的に頭の働き
が落ちているケース。疲れているうえに悩みなどもあれば、誰でももの忘れが増える。
この場合はストレスを発散することがポイントになる。一人で悩みを抱えず、
よく眠る、しっかり休む、ちゃんと食べるなど、生活を見直すことが一番。それだけで
頭の働きがよくなり、忘れなくなる人も多い。一方、背後に病気が隠れていることも。
多いのはうつ病だ。うつになると脳全体の機能が落ちる。集中力や注意力、判断力も
低下するので、忘れることが多くなる。熟睡できない、マイナス思考になる、やる気が
出ないなどの症状があって、思い出せないことがあるなら、うつの可能性がある。
うつが改善すれば、もの忘れも自然とよくなる。軽い段階で治療を始めた方が治りも早い。
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