ｸﾘﾆｯｸからのお知らせ
■糖尿病とは?
糖尿病神経障害は、徐々に進行するため気づきにくいのですが、
早期に発見し、適切な治療を行えば進行を抑えることができ、症状の改善も期待できます。
糖尿病でジンジン、ピリピリなどの症状に心当たりがある人は、かかりつけ医に相談して検査を受けましょう。また長年、糖尿病の検査を受けておらず、症状に心当たりがある場合は、糖尿病の検査を受けてみてください。
＊毎日のフットケアで足のケガや病気を予防
糖尿病神経障害によって足の感覚が鈍くなっていると、ケガをしても気づかない、ということが起こります。
さらに糖尿病の人は傷が化膿しやすく、治りにくくなっているため、小さな傷であっても、
そこから壊疽を起こし、まれに足や足の指の切断という事態に陥ってしまうケースがあります。
このような事態を防ぐために大切なのは、毎日のフットケアです。
入浴するときなどに足をよく観察し、ケガや火傷、水虫などがいないか確認しましょう。
また、靴ずれを起こさないようにして、低温やけどに注意しましょう。
爪を切るときには、深爪しないように気をつけてください。自分で切りにくいようなら、
無理をせず、家族や看護師に頼むのも１つの方法です。