クリニックからのお知らせ

■★腹腔鏡手術の安全確保へ★
おなかに数個の穴を開け、内部をビデオカメラで見ながら医師が器具を
操作して癌などを治療する腹腔協手術。おなかを切り開く開腹手術に
比べて傷が小さく、患者への負担は少ないとされています。腹腔鏡手術
は開腹手術に比べて一般的に手術の難度が高い。内視鏡の映像を
モニター画面で見ながら手術を進めるので、見える範囲も限られ、奥行き
感もつかみにくい。内視鏡を使った手術は1990年代から普及してきた。
胃や腸などの腹部の内視鏡は腹腔鏡手術、肺など胸部は胸腔鏡と呼ばれる。
手術数が多いのは腹部では大腸がんや胃がん、胆石。産婦人科では卵巣腫瘍
や子宮筋腫。呼吸器外科では肺がん。泌尿器科では前立腺がんなどだ。
前立腺がんの手術では、手術支援ロボットを使った腹腔鏡手術に公的医療保険
が認められ、全国で普及している。このような学会の動きとともに、病院として
手術の質を保つ仕組みも作られつつある。
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