クリニックからのお知らせ

■★統合失調症とメタボリック症候群について★
統合失調症で通院している患者は、メタボリック症候群になりやすい面がある。
薬の副作用など様々な要因がかかわっている。栄養指導でメタボの改善をめざす
試みが始まっている。統合失調症は成人の約100人に1人がなると言われている。
10代後半から20代に発症することが多い。幻覚や妄想といった症状のほか、
整理整頓や手順通りの調理ができないなど行動の障害があり生活に支障が出ることが
ある。1990年代から新型の抗精神病薬が普及したが、食欲が増して太りやすくなる
副作用も報告されている。太るとメタボリック症候群につながる心配がある。
治療の際には血糖値、体重などを定期的に測ることが必要だ。統合失調症患者は心臓病など
のリスクが高い。統合失調症のために、手際よく料理をつくるのが苦手な人もいる。
病気の治療で食欲が増しますが、薬を飲みながら、食生活の改善で乗り越えられます。
そのためには、様々なスタッフのサポートと栄養への理解が欠かせません。
Topページに戻る