クリニックからのお知らせ

■★後発医薬品(ジェネリックについて)★
新薬より価格が安い後発医療品(ジェネリック)の普及に国が力を入れている。膨れ続ける
医療費を削減するのが狙いで、2017年度末までに4割台の使用率を6割以上に引き上げる
目標を掲げている。ただ医療費抑制につながる明確なデータがないとの指摘も出ている。厚労省に
よると、後発薬の数量ベースの割合は13年9月時点で46.9%に達したが、米国の約90%、
ドイツ約80%とは開きがある。ただ後発医薬品削減の特効薬となるかについては明確なデータ
が足りないとの指摘もある。他に薬の無駄を指摘する声もあがる。飲み残しがあるのに処方されたり、
一人の患者が複数の医療機関で同じ薬を処方されたりするケース。後発薬が普及して薬の単価が
下がっても、薬が大量の処方される現状がかわらなければ薬剤費の削減は進まない。
調剤にかかかわる診療報酬のあり方をを見直すべきだとの指摘もある医療現場での後発薬への
信頼も十分とはいえない。後発薬に関する情報開示が十分でないといった意見もあった。後発薬の
普及に向け、コスト減につながる具体的なデータを含め、丁寧な情報開示が求められる。

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