クリニックからのお知らせ

■★早期発見難しい胆管がん★
胆管は肝臓でつくられた胆汁を十二指腸まで運ぶ通り道のことで、
全体を胆道と呼ぶ。2013年の胆のう・胆管がん死亡数は約1万8200人
だった。胆管がんになると黄疸(おうだん)と呼ぶ症状が出ることがある。
腫瘍が大きくなって腹痛を引き起こすこともある。いずれもがんが進行してから出る
ことが多い。がんの早期発見の代表的な方法として超音波検査と血液検査があるが、
初期段階では腫瘍が小さすぎて、超音波検査で見つけるのは難しい。手術以外の治療法
として抗がん剤はあるものの、あくまで延命治療。5年相対生存率は2割ほどと低い。
世界的にみると、日本や韓国など一部の地域に目立つのもこのがんの特徴だ。原因は
はっきりしていない。有効な診断法や治療法が今後見つかる可能性はある。
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